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インストール

大まかなフロー

Modular Avatarを使用して、または使用せずにインストールできます。

Modular Avatarを使用する場合(推奨)

  1. Tarot Wizard をアバターの子に追加する
  2. 組み込みオプションをお好みに設定する
  3. 組み込み先の検出をして、必要に応じて調整する
  4. 位置合わせを行う

Modular Avatarを使用せずに組み込む場合

  1. Tarot Wizard をシーンに追加する
  2. 組み込みオプションをお好みに設定する
  3. 組み込み対象のAvatarDescriptorを設定する
  4. 組み込み先の検出をして、必要に応じて調整する
  5. 位置合わせを行う
  6. 組み込みを行う
WARNING

Modular Avatarを使用せずに組み込む場合、アバターのアセットを破壊的に改変します。

  • Modular Avatarを使用しない場合、アバターのFXレイヤー、ExpressionsMenu、ExpressionParameterは事前に作成しておく必要があります。 いずれかが空である場合、組み込みは動作しません。
  • 「組み込み」ボタンを押した際、Tarot Makerが管理する既存の設定がアバターから削除されます。 Tarot Makerが管理するとみなされる設定は名前で識別され、 内部仕様 で定義されます。

ステップ

Tarot Wizard を追加する

以下の方法で、 Tarot Wizard オブジェクトをシーンに追加してください。

  • (推奨) Tarot Wizard 設定済みプレハブをヒエラルキーに追加する
  • 空のGameObjectをシーンに追加して、Tarot Wizard コンポーネントを追加した上で、デッキアセットを設定する

Modular Avatar を使用する場合は、 Tarot Wizard オブジェクトをアバターの子に追加することでビルド時に非破壊で組み込まれます。

組み込みオプション

Inspector Wizard Setting

Write Defaultsの設定

ここを切り替えた場合、デッキアセットのWrite Defaultsが直接書き換わります。 Write Defaultsの有効化を前提とするアバターセットアップへの対応が改善される場合があります。

初期状態ではOFFです。

手札枚数 | Hand Count

Tarot Makerで同時に取り出すカードの枚数に応じてExpression Parameterのメモリ消費量が増加します。

同時に出せるカードの枚数を制限することで、ExpressionParametersの消費メモリを節約することができます。 1枚以上、デッキアセットごとに指定された最大値まで設定できます。

また、ギミックが使用する消費メモリが表示されます。

INFO

カードを取り出すシステムを動作させるために容量を16、更に取り出すカード1枚につき容量を8消費します。 容量の最大値は256なので、同時に取り出せるカードの枚数は理論上は30枚となります。

現実的には負荷の問題があるため、より少ない枚数を設定することを推奨します。

ハンドサインを有効 | Hand Sign Enabled

有効化すると、山札を持っている間は特定のハンドサインを出すことでカードの出し入れができるようになります。 利き手で出し、反対側(山札を持っている方)の手でしまいます。 環境によっては誤動作しやすくなるので気を付けてください。

ワールド固定を有効 | World Fixed Enabled

配置したカードがワールド固定されるか(ON)、アバターに追従するか(OFF)を選択します。

カード選択可能 | Face Select Enabled

有効化すると、現在手に持っているカードを直接選択できるアクションメニューを追加します。

組み込み先の検出

Inspector Wizard Target_NDMF

「組み込み先を検出する」ボタンを押すことで、アバターの両手のボーンを検出します。

Inspector Wizard Target_NonNDMF

Modular Avatarを使用せずに組み込む場合、対象のアバターの Avatar Descriptor を指定してください。

アバターのFXレイヤー、ExpressionsMenu、ExpressionParameterを追加で検出します。

Tarotメニューをサブメニューに格納したい、カードを指先に追従させたい、右足でカードを引きたいなどのカスタマイズを行う場合は、検出された値を手動で調整してください。

左利き | Is Left Handed

ON にした場合、左利きになります。(左手で手札を持ち、右手で山札を持ちます)

OFF の場合、右利きになります。(右手で手札を持ち、左手で山札を持ちます)

INFO

Modular Avatarを使用して組み込む場合、Tarotメニューのインストール位置は自動的にアクションメニューのトップレベルが指定されます。

位置合わせ

Inspector Wizard Locator

「位置合わせを開始する」ボタンを押すと、 PileLocator および HandLocator がアバターの手の位置に出現します。 これらのオブジェクトの位置を動かすことで、山札と手札を持つ位置を調整できます。 ヒエラルキーの階層関係を変更する必要はありません。 見た目上の位置を合わせることで、組み込まれたカードは追従先のボーンに追従します。

組み込み

Modular Avatar を使用する場合、ギミックはアバタービルド時に非破壊で組み込まれます。

Inspector Wizard Install_NonNDMF

Modular Avatar を使用しない場合、 「組み込む」ボタンを押してギミックをアバターに組み込むか、「削除する」ボタンを押してギミックをアバターから取り除きます。 自作したデッキアセットをリビルドした際は、リビルドされたデッキアセットの内容をアバターに反映するために、改めて「組み込む」ボタンを押してください。